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職場の快適化事例 疲労回復支援施設

研究所にコミュニティプラザを設置

業種

製造業

対象

内容

創造的で魅力ある研究所のシンボル的空間として、自然な光が差し込む室内のコミュニティプラザを実現することを目的とし、次の2点を目指した。

  • 研究者同士やそれ以外の部門の人間との積極的なコミュニケーションを図り、活気ある研究所のシンボル的空間とする。
  • 疲労による思考や創造力が蘇るように、リフレッシュ空間としても相応しいスペースとする。

(1)構造及び内装

  • ・ 研究棟の玄関と別棟の事務棟をつなぐように位置している空間である。中央に、夫々の棟を結ぶ渡り廊下を配して、空間に変化を与えている。
  • ・ 壁・床はハイテク感を持たせ、暖かな雰囲気をかもしだす色調のタイル張りとし、天井は総ガラスにし、自然の採光を利用し、明るい感じを持たせた。

(2)使用形態

①通常

  • ・ コミュニケーション&リラクゼーションとして利用
  • ・ テーブルや椅子の選定及び配置を工夫し、フォーマルとインフォーマルに分けた。
  • ・ フォーマルゾーンは禁煙席とし、主として研究所内外の情報交換の場に当て、インフォーマルゾーンは喫煙席とし、主として従業員のリフレッシュの場に当てている。

②多目的利用

  • ・ シンプルで明快な機能配置をした上で、将来の施設増設を考慮している。
  • ・ たとえば次のような使い方を考えている。
    • (イ)プレゼンテーション施設として

      良好な音響効果、放送設備が増設できる。備品は総て移動可能。発表・講演の場として利用する。

    • (ロ)装置の展示会の会場として
  • (1)このコミュニティプラザが、新しい研究所をイメージする強力なインパクトになっていた。
  • (2)複数の部門に渡る活発な情報交換と新しい人間の出会い等コミュニケーションの円滑化が図れた
  • (3)VDT作業やクリーンルーム内作業による疲労・ストレスなど人間性を疎外している要因から解放され、気分を一新できるようになった。

問い合わせ先

中央労働災害防止協会 健康快適推進部

kenko@jisha.or.jp

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