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職場の快適化事例 作業方法

重筋作業改善用機器を活用した改善事例 13

業種

製造業

対象

精米の袋詰め作業場

内容

米の選別、計量、袋詰めまでは機械にて行われるが、袋詰めされた5kg〜10kgの袋(籾付の玄米などは20kg〜30kg)をパレット上に段積みする。

1パレットに40〜80袋を積むため、パレットの荷積み作業に40回から80回パレットの手前ばかりでなく、左右とむこう正面とを作業者は移動しなければならない。1度に2〜3mの動きも、回数が多くなれば、負担も大きい。

また、肉体的疲労もさることながら、機械側へ次の荷を取りに来ると既に荷が待つといった、作業に追われているという精神面のストレスも大きい。

パレット(木製・プラスチック製)の下に回転作業台を置き、パレットを回転させながら、米袋のパレット積みを行う。作業者は一定の場所で同じ作業を行うだけでよく、ムダな動きが省ける上、次の荷が袋詰めされるまでの間の数秒間に一呼吸おけるので、肉体的・精神的に余裕を持てる。

  1. (1) 作業者の肉体的な疲労が少なくて済む。
  2. (2) 作業者が精神的に余裕を持って作業を行うことができる。
  3. (3) 時間的な余裕が生まれることから、きちんとした作業を行うことができる。

問い合わせ先

中央労働災害防止協会 健康快適推進部

kenko@jisha.or.jp

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