非鉄金属製造業
小ビンをダンボールケースに入れ梱包する作業
ビン製造ラインの末端において、ダンボールケースに縦10本×横9本の180mlビンを千鳥に入れ、その上に仕切の型紙を乗せ、更に同数のビンを2段重ねし、そのダンボールのみみを折り込んで、梱包する作業をすべて手作業で行っていた。
この作業では、片手で一度に3〜5本取って入れる動作を繰り返すため、重い物ではないが、手首・指が疲れ、腱鞘炎や肩痛となる事もあり、大変な作業の一つであった。
このため、”1箱/8秒のスピードに対応する””ビンをキズつけない””一度に90本のビンを吸着し持ち運べる””製品サイズ毎に整列コンベアーを対応させる”をポイントに次の改善を行った。
このような改善の結果、以前は作業に慣れが必要で、しかも作業者を30分毎にローテーションさせて、負担をやわらげる処置をとっていたが、現在は誰でもできる作業に変わり、快適な職場に変身した。
中央労働災害防止協会 健康快適推進部
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