自動車・同付属品製造業
事業所内にあるマンホールのうち7カ所について、雨水や排水の水位・汚れ等を点検するため、マンホールの重い蓋を開閉する作業がある。従来は、マンホールの蓋の溝に手製のフックを差し込み、二人で持ち上げて移動させる、あるいは手製の道具で片側を持ち上げ、蓋の下に丸棒を片足で送り込み、丸棒の上に乗せた蓋を移動させる方法でマンホールの蓋を開けていた。そのため、腰を痛めたり、蓋を足の上に落とす危険性があった。
「マンホールオープナー」を製作し、容易に蓋の開閉が実施できるようにした。
マンホールオープナーは、蓋をてこの原理で持ち上げ、台車の回転によりマンホール脇に移動させることができる道具で、支え棒付きの脱着式フック、足踏みストッパーにより、蓋のバランスを保ったまま作業ができる。
- てこの原理を応用しているため、腰に負担がかからず、腰通になる恐れがなくなった。
- マンホールの蓋がバランスを保つことができ、蓋を足の上に落とす危険性がなくなる等、一人で安全に作業が行えるようになった。
平成元年10月〜平成元年12月
約57万円
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