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調査研究情報

管理的要因を考慮した災害分析手法モデル〜同じような災害を再発させないための災害分析手法モデルの紹介〜(パソコン上で簡単に分析できる電子帳票を付録)

調査研究機関・研究者名
中央労働災害防止協会
  • 委員長
    • (社)産業安全技術協会 会長 森崎 繁
  • 委員
    • 日本ヒューマンファクター研究所 研究開発室長 石橋 明
    • 日産自動車(株) 人事部安全健康管理室 シニア・スタッフ 伊藤 龍夫
    • 日産自動車(株) 人事部安全健康管理室 シニア・スタッフ 樋口 定夫
    • 日立金属(株)本社 環境安全推進室 主任部員 桐原 和彦
    • 住友化学工業(株) 大阪工場 総務部 勤労担当課長 佐谷 克明
    • T−RAST研究所 代表 橘 良彦
    • (株)リコー 人事本部 人材開発部 健康・安全グループ 担当次長 田林 昭
    • (株)東芝 電力・社会システム社 京浜事業所 総務部安全環境担当 主務   羽深 勝也
    • 菱栄工機(株) 代表取締役 専務   古澤 登
    • 毛利労働安全衛生コンサルタント事務所 所長   毛利 哲夫
内容

労働災害の再発を防止するためには、人的要因及び物的要因にとどまらずに、その背景にある管理的要因にも踏み込んだ本質的な原因の究明 を行い、それに基づく本質的な対策を実施する必要があります。しかしながら、労働災害の発生状況をみると、災害が発生した場合に、その管理的要因まで追究 した対策がなされないために、同様な原因による災害の発生が繰り返されているケースが多くあります。 そこで、災害の管理的要因に踏み込んだ根本原因(本質的な原因)の究明を行う分析手法を確立することが必要であり、調査研究を実施し、災害分析手法モデル を作成しました。

併せて、事業場の多くの方が、容易にこの災害分析手法モデルを活用することを可能とするため、パソコン上で操作する災害分析手法モデルの電子帳票を作成 し、付録としてCDへ添付するとともに、この電子帳票を用いて災害を分析した、災害分析事例を掲載しました。

この電子帳票を活用することにより、災害分析手法モデルのストーリーに沿った分析を、誰もが容易に効率的に行うことが可能となっています。(電子帳票を 使用するためには、パソコンへExcel2000、Excel2002、Excel2003のいずれかがインストールされている必要があります。)

災害分析手順の基本的なステップと各ステップでの実施内容の概要は以下のとおりです。

ステップ 実施内容の概要
ステップ1 災害に関する情報の収集と、情報の整理
ステップ2 事実についての「あるべき姿」の想定
ステップ3 事実と「あるべき姿」との差の明確化
ステップ4 事実と「あるべき姿」との差の原因分析
ステップ5 職場レベルの背景要因の分析
ステップ6 事業場レベルの背景要因の分析

以下に、災害分析手法モデルに沿って電子帳票で災害分析した事例の一部分を紹介します。

災害要因分析表

目次
はじめに
  1. 調査研究委員会
  2. 調査結果の概要
  3. 管理的要員を考慮した災害分析手法モデル
  4. 災害分析事例集
参考文献
発行年月
平成18年5月
備考
-

<ご利用する際の留意事項>

各年度に掲載されている報告書等の問い合わせ先等は、報告書等を作成した時のものです。

平成22年度までの調査研究情報は、厚生労働省の委託事業で掲載したものです。

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