旅館・ホテル業で昭和60年の1年間に発生した労働災害2,046件について、死傷病報告書を基に企業の規模、被災者の職種、作業の種類、性別、年齢、災害起因物、事故の型、不安全な状態・行動等について分析、検討を行い、災害の実態、要因等を明らかにした。
旅館・ホテル業での労働災害の特徴は、
などが明らかになった。
この他、災害分析の結果から管理上の問題点が分析されている。
災害防止対策として、安全衛生管理体制の整備と運用、次に、各作業の実態に応じた安全な作業方法の確立とその励行、更に、施設・設備等の整備及び従業員に対する健康管理対策や安全衛生教育・訓練等が必要である。これらの項目について、 具体的な検討結果が示されている。
参考資料として、昭和60年に旅館・ホテル業で発生した労働災害事例と分析結果が添付されている。
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