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「林業等における作業の変化に対応した安全対策推進事業」の実施について


改正履歴
基発第0401018号
平成14年4月1日

都道府県労働局長 殿
厚生労働省労働基準局長


「林業等における作業の変化に対応した安全対策推進事業」の実施について


 近年、我が国の林業においては、自然林から人工林の伐採に重点が移り、闇伐作業が増加していることから、かかり木が多く発生し、かかり木の処理の作業における死亡災害の割合が増加傾向にあることや外国から輸入された高性能林業機械等が多く使用されるようになり、これらの機械等による労働災害の増加が懸念されること等、作桑を取り巻く状況に変化がみられる
ところである。
 このため、林業等の事業者等が、これらの変化を踏まえ、作業現場における必要な労働災害防止対策を確実に行えるようにするための指導、調査研究を行い、もって林業等における労働災害の防止を図ることを目的に、別添の「林業等における作業の変化に対応した安全対策推進事業実施要綱」に基づき、標記事業を実施することとしたところである。
 ついては、本事業の実施に当たって、林業・木材製造業労働災害防止協会都道府県支部に対する必要な指導、援助に努められたい。