安全衛生情報センター
林業における死亡災害発生状況は、令和3年の死亡者数(令和4年3月速報値)については令和2年の同期と 比べ6人減少し29人となっています。これは平成29年の同期比で10人(25.6%)の減少ではありますが、第 13次労働災害防止計画(以下「13次防」という。)で掲げる目標(死亡者数を平成29年と比較して、令和4年 までに15%以上減少させる)の達成のためには、引き続き労働災害防止対策を推進することが強く求めら れます。 厚生労働省では、従前より、労働安全衛生法令に基づく対策の徹底、自主的な安全衛生活動の促進等を 図るとともに、平成31年に改正された労働安全衛生規則に基づき、伐木、かかり木の処理及び造材の作業 による危険等を防止するため、事業者が講ずべき措置等について遵守を徹底することにより、林業におけ る安全対策を推進してきたところです。 今般、13次防における計画期間(平成30年4月から令和5年3月までの5年間)の最終年度である令和4年度 における林業の安全対策の推進に係る留意事項について、別添のとおり定めましたので、新型コロナウイ ルス感染拡大防止にも十分に御配慮された上で、別添を貴省発注事業における受注者、傘下の関係団体等 に御周知されること等により、引き続き、林業の安全対策の推進に特段の御配慮を賜れますよう御協力を お願いいたします。