参考

地下駐車場等における二酸化炭素消火設備の点検作業等の際の労働災害発生状況について

番号 発生
都道府県
発生年月 工事内容 被災者の状況 事案の概要
1 愛知 令和2年12月 ホテル立体駐車場の昇降チェーン、シャフトの取替工事 11人被災
(うち死亡1人重傷1人)

ホテル宿泊者用立体駐車場のドライブシャフトの取替工事において、消火設備を操作したところ、噴出した二酸化炭素が立体駐車場及び建物地下1階に充満し、作業員及び建物内にいた施設従業員計11人が被災したもの。

なお、火災の発生は確認されていない。

2 東京 令和3年1月 ビル地下駐車場の消火設備点検 3人被災
(うち死亡2人)

地下2階駐車場のボンベ室で消火設備の点検を行っていたところ、作業手順を誤って、二酸化炭素ボンベから二酸化炭素が噴き出し、点検していた作業員及び同ビルの警備室にいた警備員計3名が被災したもの。

3
東京 令和3年4月 マンション地下駐車場の天井張り替え工事 6人被災
(死亡4人重体1人)

マンション地下駐車場で、誤作動した消火設備から二酸化炭素ガスが噴出し、作業員が一時閉じ込められ、4人が搬送先の病院で死亡、1人が重体となったもの。

なお、火災の発生は確認されていない。

 ※番号3の災害については調査中であり、記載内容は令和2年4月16日時点で確認されている情報である。






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