別紙
                5年当たりの被ばく限度の計算例

 第3の1のアで定める5年当たりの被ばく限度の計算例は以下のとおり。

例1:緊急線量500mSv、通常線量100mSv(累積線量600mSv)、年齢45歳の場合
 ① (1000mSv-600mSv)/(68歳-45歳)=17.4mSv/年
 ② 5年当たりの被ばく限度:17.4mSv/年×5年=87mSv(切捨てにより85mSv)
   この場合、1年当たりの被ばく限度(50mSv)についてはそのまま適用する。

例2:緊急線量500mSv、通常線量100mSv(累積線量600mSv)、年齢23歳の場合
 ① (1000mSv-600mSv)/(68歳-23歳)=8.9mSv/年
 ② 5年当たりの被ばく限度:8.9mSv/年×5年=44.5mSv(切捨てにより40mSv)
   この場合、1年当たりの被ばく限度(50mSv)より小さくなるため、1年当たりの被ばく線量は、5年
   当たり被ばく限度を超えることはできない。

例3:緊急線量200mSv、通常線量100mSv(累積線量300mSv)、年齢45歳の場合
 ① (1000mSv-300mSv)/(68歳-45歳)=30.4mSv/年
 ② 5年当たりの被ばく限度:30.4mSv/年×5年=152mSv
   この場合、特別な線量制限は不要であり、通常の被ばく限度を適用する。





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