安全衛生情報センター
厚生労働省では、「平成24年と比較して、平成29年までに労働災害による死亡者数を15%以上減少させ ること」等を目標とした第12次労働災害防止計画を推進しているところです。 交通労働災害は、全産業に占める死亡災害のうち2割以上を占め、また、建設業においては、交通労働 災害による死亡者数の比率が、平成24年8%、平成25年10%、平成26年12%(速報値)と年々上昇している ことから、労働災害防止上の重要な課題として、平成27年度の労働行政運営方針で交通労働災害防止対策 について重点的に取り組むこととしているところです。 つきましては貴協会におかれましては、従来からの交通労働災害防止に取り組んでいるところですが、 建設業においては、事務所と現場間の送迎時に交通労働災害が多く発生していることから、下記事項を重 点とした、より一層、自主的かつ積極的な交通労働災害の防止に関する指導及び援助を実施していただき ますよう、お願い申し上げます。
1 「交通労働災害防止のためのガイドライン」(平成25年5月28日付け基発0528第2号)の第3の2に基づく 適正な走行計画の作成及び第3の3に基づく点呼等の実施 2 同ガイドラインの第4の2の(2)に基づく自動車の運転以外の勤務の終了後に労働者を自動車の運転の 業務に従事させる場合の疲労による交通労働災害を防止するための自動車の運転以外の勤務の軽減等に ついての配慮