参考1 |
医療機関におけるグルタルアルデヒドによる労働災害事例(平成11年〜平成16年) |
発生年
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都道府県
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発 生 状 況
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平成11年
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神奈川
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医療器具の洗浄作業に従事していたところ、両手指に皮膚炎を発症した。
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平成11年
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栃木
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通常はビニール手袋を着用し検査器具の洗浄作業を行うが、当日は手袋を着用せず、水であると誤認して殺菌消毒剤に浸してあった検査器具の洗浄を行ったところ、手、手指及び前腕にかゆみ、痛みを伴い、亀裂が生じた。
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平成12年
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東京
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内視鏡の殺菌消毒剤を使用中、手や顔が腫れて張った。
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平成12年
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大阪
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内視鏡の殺菌消毒剤の調製時及び使用時に、薬剤が付着し、その蒸気の刺激により全身に皮膚炎を生じた。
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平成13年
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大阪
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検査器具の殺菌消毒剤の蒸気を吸入したことにより、気道粘膜損傷を生じた。
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平成14年
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兵庫
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内視鏡の殺菌消毒剤を用いてカメラの洗浄作業に従事していたところ、3か月後にかゆみ・あかぎれになり、血がにじみ、赤く腫れた。
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平成15年
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奈良
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内視鏡の殺菌消毒剤に接触し、微熱、食欲不振となった。
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平成16年
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山形
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殺菌消毒剤を用いて手術器具の殺菌作業を行っていた際、殺菌後の器具に付着している殺菌消毒剤を洗い流すときに熱湯を使用したため、蒸気が発生し、これを吸入して中毒となった。
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