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別表8(平成21.4.24 基発第0424001号により廃止)

安全ネットの性能


1 強度試験を行う場合の試験室の状態は、日本工業規格Z8703(試験場所の標準状態)の第3類に規定する20℃±2℃の温度及び65%±0.5%の湿度とすること。
ただし、試験室が上記の状態に保たれない場合は、試験時の温度及び湿度を付記すること。


2 安全ネット、網糸、縁綱及び吊綱の強度は、次の表の左欄に定める試験方法による試験を行った場合に、それぞれ同表の右欄に定める強度を有するものであること。
試  験  方  法 強度等
(網糸の引張強度)
安全ネットの網糸の引張強度試験は、次によるものとし、引張速度は15p/min〜30p/minとする。
(1)網糸の試験片は、ネットに使用されている網地から切り取る。
(2)無結節ネットの網糸の引張強度試験にあっては、網糸の両端を網糸の径の5倍以上のドラムに巻き付けて行うものとし、ドラムの中心間距離は20pを標準とする。
(3)ラッセルネットの網糸の引張強度試験にあっては、次の図に示す1本2節の状態で行う。
(4)かえるまた結節ネットの網糸の引張強度試験にあっては、網糸のよりがほどけない状態で次の図に示す結び目(ループ結節)を試験片の中心に設けて行うものとし、試験片の有効長さは20pを標準とする。

図

網糸の引張強度
(別表)
(別表)安全ネットの網糸の新品時における引張強度は、次の表の値とする。
新品時における網糸の引張強度 単位(kN)
網目の大きさ(p) 無結節網地 ラッセル網地 かえるまた網地
平均値 最小値 平均値 最小値 平均値 最小値
10 2.36以上 2.16以上 2.06以上 1.87以上 1.96以上 1.77以上
5 1.13以上 1.03以上 1.08以上 0.98以上
3 0.74以上 0.69以上
1.5 0.40以上 0.35以上
(注)網目の大きさが5pを超え10p未満のもの、3pを超え5p未満のもの及び1.5pを超え3p未満のものにあっては、それぞれの値により求めた直線補間値以上とする。

(縁綱及び吊綱の引張強度試験)
安全ネットの縁綱及び吊綱の引張強度試験は、引張速度を15p/min〜30p/minで行うものとする。試験片は、ネットに使用されているロープから切り取るものとする。
最大引張強度が14.7kN以上であること。


3 安全ネットの落錘による性能試験
 安全ネットの落錘による性能は、次表の左欄に定める試験方法による試験を行った場合に、それぞれ同表の右欄に定める強度を有するものであること。
試  験  方  法 強度等
(安全ネットの落錘による性能試験)
安全ネットの落錘による性能試験の方法は、次によるものとする。
(1)安全ネットを四隅及び各辺の中間部で支持する状態で落錘試験設備のつり具に取り付け、安全ネットの中央部に質量が90sの重錘を0.75Lの高さから落下させること。この場合において、Lは安全ネットの短辺長(m)とする。
(3)落錘試験に用いる重錘の形状は、次の図に示すような円筒形のものとし、その軸心上の重心付近に加速度計を取り付ける。

図

1 減速度が147m/s2以下であること。
2 網地に著しい損傷及び貫通がないこと。