別紙2 変異原性が認められた既存化学物質に関する情報一覧 |
番号
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名 称
(別 名) |
官報公示
整理番号 |
CAS番号
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構造式
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物理化学的性質
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用途
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微生物を用いる変異原性 試験結果 |
哺乳類培養細胞を用いる 染色体異常試験結果 |
比活性(revertants/mg)
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D20値(mg/ml)
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1
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3,5-ジクロロアニリン | (3)-261(化) | 626-43-7 | うす桃色の固体(常温) 分子量:162.02 比重:1.352 融点:51.3℃ 沸点:262℃ |
有機合成原料(農薬、 医薬品、染料、顔料) |
陰性
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0.14
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2
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N , N -ジメチルアニリン | (3)-114(化) | 121-69-7 | 淡黄色または淡褐色の液体 分子量:121.18 比重:0.959〜0.962 融点:2.45℃ 沸点:194℃ |
塩基性染料原料、溶 剤、有機ゴム薬品、火 薬、医薬品、感圧色 素、農薬、エポキシ樹 脂硬化剤 |
陰性
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0.037
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3
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ベンズアルデヒド | (3)-1142(化) | 100-52-7 | 無色液体 分子量:106.12 比重:1.050 融点:-26℃ 沸点:179℃ |
合成繊維助剤、染料、 香料、医薬品、有機合 成、調味料 |
陰性
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0.18
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注1) | 官報公示整理番号とは、労働安全衛生法第57条の3第1項の規定に基づく同法施行令第18条の3第4号に定める化学物質及び同法第57条の2第3項の規定によりその名称等が公表された化学物質について、官報公示の際に付けられた番号である。 | |||||
注2) | 官報公示整理番号の後に付した(化)は、当該番号が昭和54年6月29日までに「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」に基づき官報公示された際に付けられた番号であることを示すものである。 | |||||
注3) | CAS番号とは、米国化学会のケミカル・アブストラクト・サービス(CAS)において化学物質検索を容易にするために付けられた番号のことであり、国際的に文献調査等の際に広く利用されているものである。 | |||||
注4) | 物理化学的性質及び用途は、14303の化学商品(化学工業日報社)等の記載によるものである。 | |||||
注5) | 比活性とは、被験物質単位用量当たりについて、微生物のDNA(デオキシリボ核酸)に対し突然変異を誘発する程度を表したものである。 | |||||
注6) | D20 値とは、細胞の20%に染色体異常を誘発する被験物質の濃度を表したものである。 |