(平成25年6月18日 基発0618第1号により廃止) 参考4 腰痛予防体操(例)
名称及び効果 |
方法 |
図 |
1 関節可動体操 (股関節、椎間関節仙腸関節等関節の可動域の増加) | ||
イ 側臥位体操 | 仰向けで一側の下肢を膝を伸ばして挙上し、両肩を床面につけたままの姿勢でその下肢を反対側に倒す。左右交互に1〜2回ずつ、1日に3〜4回行うこと。 | |
ロ 腹臥位下肢下垂体操 | 椎間関節の可動域増加運動で、腰よりやや低い机等を用いて行う。机等の片側を台等を用いて腰よりやや高くし、そこにくの字に乗って、下肢を下垂させる。3分間の体操1日2〜3回行うこと。 | |
2 軟部組織伸展体操 (膝関節屈筋群と躯幹直立筋群の伸展体操) | ||
イ 下肢交差体操 | 下肢を交差して立ち、前足は膝を軽く曲げ、後ろ足は膝を伸ばして、おじぎする。ついで、足を入れ替えて同じ動作をする。片側で各々10回ずつ、1日に2〜3回行うこと。 | |
ロ 下肢挙上体操 | 仰向けで膝伸展下肢を挙上させる。各側20回ずつ、1日に2〜3回行うこと。 | |
3 筋再建体操 (躯幹、臀部や下肢筋の筋力増強) | ||
イ 尾骨挙上体操 | 臀筋群の筋力強化体操で仰向けで膝を屈曲させ、軽く臀部を持ち上げる。20回を1日に2回行うこと。 | |
ロ 腹筋群強化体操 | 腹直筋を強化する体操で、頭を床より握り挙が二つ入るくらい上半身を挙上すること。この際、5秒で挙上し5秒間挙上位を保持、次いで、5秒で床に戻すのを一連の動作として、30〜35回行うこと。 | |
ハ 胸背筋強化体操 | 腹這いで、骨盤の下にまくらを置く。次いで上半身を挙上する。手は背中で組み合わせる。20〜25回の体操を1日に2〜3回行うこと。 | |
ニ 大腿四頭筋筋緊張体操 | 仰向けで腕を頭の後ろに組んだ姿勢を取り、ゆっくりと左右交互に片足を上げる。20回を1日2回行うこと。 |