災害の概要 |
|
1.災害の種類 | 爆発により漏えいした一酸化炭素による中毒 |
2.日時 | 昭和63年7月3日 午前1時35分頃 |
3.場所 | 日新製鋼(株)呉製鉄所 |
第2高炉熱風炉 燃料ガス本管付近 | |
4.内容 | 同上第7号熱風炉を送風から燃焼の状態に切り替えた際に、燃料ガス本管内で爆発が起こり、同本管終端になる閉止板がボルトの破断により脱落したため、燃料ガスが大量漏えいし、同ガスに含まれていた一酸化炭素の中毒により現場付近にいた作業者が被災したもの。 なお、当時第2高炉は、改修後の火入れ・立上げの操業を行っていた。 図 第2高炉と熱風炉の模式的な関係 |
5.被害の状況 | 死亡者4名、重傷者3名、軽傷者27名
計34名 なお、重軽傷者は全員退院し、職場に復帰している。 |