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    5.2.3  クレーン式架設

基本的事項

評価内容

参考 施工時における留意事項

1 トラッククレーン架設又はクローラクレーン架設 1 クレーンは荷重条件に対し、十分なつり上げ能力を有すること。
2 設置場所、特にアウトリガーの下の地盤の耐力を検討するとともに、埋設物の有無等を調査すること。
3 2台で相づりをするときは、荷重の偏りを考慮して、クレーンの能力及び据付け位置、つり上げ方法等を検討すること。
4 ワイヤーロープは所定の安全率を有し、つり金具は十分な耐力を有すること。
5 桁の移動については、5.2.1.1 参照
1 作業手順を定めること。
2 作業指揮者を指名すること。
3 クレーンを水平に設置すること。
4 つり上げた桁の振れ防止にかいしゃく綱を設けること。
5 桁を据付け後、つりワイヤロープをゆるめる前に、転倒防止の措置を講じること。
6 桁の架設中は、関係者以外の立入りを禁止すること。
7 強風、大雨等のときは、作業を中止すること。
8 連絡、合図の方法を徹底すること。
2 門型クレーン架設(固定式又は自走式) 1 門型クレーンは荷重条件に対し、十分なつり上げ能力、必要なつり代を有すること。
2 2基で相づりをするときは、荷重の偏りを考慮して、クレーンの能力及び据付け位置、つり上げ方法等を検討すること。
3 設置場所の地耐力を検討すること。
4 固定式にあっては、控え索及びアンカーの耐力を検討すること。
5 ワイヤロープは所定の安全率を有し、つり金具は十分な耐力を有すること。
6 レールには逸走防止の措置を講じること。
7 桁の移動については、5.2.1.1 参照
1 作業手順を定めること。
2 作業指揮者を指名すること。
3 連絡、合図の方法を徹底すること。
4 組立及び解体時の墜落防止の措置を講じること。
5 つり上げた桁の振れ防止に、かいしゃく綱を設けること。
6 桁を据付け後、つりワイヤロープをゆるめる前に、転倒防止の措置を講じること。
7 強風、大雨等のときは作業を中止すること。
8 桁の架設中は、関係者以外の立入りを禁止すること。
3 フローチングクレーン架設 1 フローチングクレーンは荷重条件に対し、十分なつり上げ能力を有すること。
2 曳船の能力及び配置を検討すること。
3 係留箇所、曳船範囲及び架設を行う水域等について検討すること。
4 使用箇所の潮汐、水深、流速と水中障害物、航路障害物の有無等を調査すること。
5 クレーン船の係留方法について検討すること。
6 ワイヤロープは所定の安全率を有し、つり金具は十分な耐力を有すること。
7 桁の移動については、5.2.1.1を参照
8 クレーンを台船に乗せる場合は、台船の能力、クレーンの固定方法を検討すること。
1 作業手順を定めること。
2 作業指揮者を指名すること。
3 連絡、合図の方法を徹底すること。
4 つり上げた桁の振れ防止にかいしゃく綱等の措置をすること。
5 桁を据付け後、つりワイヤロープをゆるめる前に、転倒防止の措置を講じること。
6 強風、大雨、波浪が高いときなどの場合は作業を中止すること。
7 救命具を用意すること。