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  3.4  コンクリート工

基本的事項

評価内容

参考 施工時における留意事項

3.4.1
運搬

1 生コンクリートの運搬については、運搬に要する時間、運搬に用いる機種等について検討すること。
2 生コン車の現場への出入りに際しては誘導員の配置について検討すること。
3 生コン車の待機場所及び洗車場所を検討すること。

市街地工事では、生コンクリート車の待機場所及び洗車場所に特に注意すること。
3.4.2
打設

1 コンクリートの打設順序は、綿密に検討すること。
2 コンクリート打設前の型わく及び支保工の点検の方法について検討すること。
3 コンクリート打設中の型わく及び支保工の監視について検討すること。
4 異常を認めたときの作業中止の基準を検討すること。
5 高所でのコンクリート打設作業においては、墜落・転落防止の措置を検討すること。
6 クレーン及びコンクリートポンプ車のブーム等がコンクリート打設中に架空線に接触しないよう検討すること。
7 バイブレーター等電動機器を使用する場合は、感電及び振動障害防止の検討をすること。

1 コンクリート打設前の型わく及び支保工の点検者を指名すること。
2 コンクリート打設中の型わく及び支保工の監視人を指名すること。
3 コンクリート輸送管は堅固に固定すること。
4 クレーン、ポンプ車によるコンクリート打設にあたっては、合図を定めておくこと。
3.4.3 養生
1 給熱養生等については、火災の防止、酸素欠乏症の防止及び一酸化炭素中毒の防止について検討すること。
2 蒸気養生については、適切なボイラーを選定するよう検討すること。

1 煉炭養生、ジェットヒーター養生等には、消火器を用意すること。
2 養生温度の測定、巡視等は必ず2人以上で行うこと。
3 必要に応じて酸素濃度及び有害ガス濃度を測定すること。
4 養生水の排水は適切に処理すること。