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別表2  ハロゲン及びハロゲン化物の物理的及び化学的性質(その4)

番 号

19

20

21

22

((23))

24

((25))

名 称

四塩化炭素

ヘキサフルオロエタン クロロペンタフルオロエタン パーフルオロプロパン

三フッ化窒素

六フッ化硫黄

六フッ化タングステン

分子式

CCl4

C2F5

C2ClF5

C3F8

NF3

SF6

WF6

外観(常温常圧)

無色の液体

無色の気体

無色の気体

無色の気体

無色の気体

無色の気体

無色の気体

臭気

無臭

無臭

エーテル臭

カビ臭

無臭

ガス比重
(空気=1)

5.35

4.8

5.545

2.46

5.114

10.34

液密度(g/ml)

1.47
(15℃)

1.611
(−80.0℃)

1.526
(−20℃)

1.601
(−36.7℃)

1.531
(−129℃)

1.91
(−50℃)

3.441
(15℃)

沸点(1atm)

76.75℃

−78.7℃

−39.1℃

−36.7℃

−129.06℃

−63.7℃
(昇華)

17.5℃

融点(1atm)

−23℃

−1000.7℃

−99.4℃
(17.4mmHg)

−183.0℃

−206.79℃

−50.8℃
(2.2atm)

2.3℃

蒸気圧

100mmHg
(23.0℃)

300mmHg
(−93℃)

200mmHg
(−65.1℃)

300mmHg
(−56℃)

10mmHg
(−171℃)

12.2atm(0℃)

100mmHg
(−28.5℃)

臨界圧力

45.0atm

29.8atm

31.16atm

26.46atm

44.72atm

37.1atm

臨界温度

283.2℃

19.7℃

80.8℃

71.9℃

−39.15℃

45.5℃

水に対する溶解度

0.08g/100g
(20℃)

わずかに加水分解する。

60wpm(25℃)

わずかに溶解する。

0.54ml/100g

分解する。
水との反応性 水とは反応しない。
ただし、FeやAIの作用で加水分解する。
わずかに加水分解する。 金属が触媒となりごくわずかに加水分解する。 反応しない。 水にわずかに溶解するが、加水分解はしない。 水に溶けにくい 吸湿性加水分解しやすい。
燃焼性 不燃性 不燃性
可燃性のガスと混合して点火すると分解し、有毒ガスを発生する。
不燃性
可燃性のガスと混合して点火すると分解し、有毒ガスを発生する。
不燃性
可燃性のガスと混合して点火すると分解し、有毒ガスを発生する。熱には安定
燃性 不燃性 不燃性
その他の物質との反応性 アルコールカリと熱すると分解する。 ブタン、ベンゼン、トルエン、アルコール、ケトンに溶解。 グルコール、グリセリン、フェノールに不溶。 アルコール、ケトン等に溶解。グルコール、グリセリン、フェノール、キャスターオイル等に不溶。

強い酸化性
多くの金属と350℃前後で反応する。
熱的、科学的に非常に安定である。酸化性が極めて強く、多くの金属と反応する。
腐食性等使用上の注意

腐食性はない。 腐食性はない。 腐食性はない。 強力な酸化剤であるが、常温では安定である。 腐食性はない。