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別表2 ハロゲン及びハロゲン化物の物理的及び化学的性質(その2)
番 号 |
((7)) |
((8)) |
((9)) |
((10)) |
((11)) |
((12)) |
名称 |
四塩化ケイ素 |
四フッ化ケイ素 |
オキシ塩化リン |
三塩化リン |
三フッ化リン |
五フッ化りん |
分子式 |
SiCl4 |
SiF4 |
POCl3 |
PCl3 |
PF3 |
PF5 |
外観(常温常圧) |
無色の液体 |
無色の気体 |
無色の液体 |
無色の液体 |
無色の気体 |
無色の気体 |
臭気 |
刺激臭 |
刺激臭 |
刺激臭 |
刺激臭 |
刺激臭 |
刺激臭 |
ガス比重 |
5.9 |
3.61 |
5.32 |
4.77 |
3.05 |
4.37 |
液密度(g/ml) |
1.52 |
1.59 |
1.645 |
1.574 |
1.04 |
1.636 |
沸点(1atm) |
59℃ |
−65℃(2.38atm) |
105.8℃ |
76℃ |
−101.2℃ |
−84.6℃ |
融点(1atm) |
−70℃ |
−90.2℃ |
1.25℃ |
−112℃ |
−151.3℃ |
−93.8℃ |
蒸気圧 |
100mmHg |
100mmHg |
100mmHg |
100mmHg |
100mmHg |
615mmHg |
臨界圧力 |
233.6atm |
50atm |
− |
− |
42.7atm |
125atm |
臨界温度 |
36.8℃ |
−1.5℃ |
330.5℃ |
290℃ |
−2.05℃ |
15℃ |
水に対する溶解度 |
反応する。 |
反応する。 |
反応する。 |
反応する。 |
反応する。 |
反応する。 |
水との反応性 |
加水分解して、ケイ酸と塩酸を生成する。 | 加水分解して、ケイ酸とフッ化水素を生成する。 | 徐々に加水分解して、トリメタリン酸、オルトリン酸及びその塩化物が生成する。 | 水や空気中の水分と反応して、亜リン酸と塩化水素を生成する。 | 水によって徐々に分解する。熱水又は過熱水蒸気と激しく反応して、亜リン酸、フッ化水素等を生成する。 | 加分解して、フッ化水素とリン酸を生成する。 |
燃焼性 |
不燃性 |
不燃性 |
不燃性 湿った空気中では激しく塩酸を生成する。 |
不燃性 |
不燃性 |
不燃性 |
その他の物質との反応性 | アルコールで分解する。 | 600℃でSiCl4と反応して、SiClF3、 SiCl2F2、 SiCl3Fを生成する。 |
水酸基を持つ多くの有機化合物と反応する。 | 酸素と徐々に化合して、POCl3となる。 硫化水素と常温で反応する。臭化水素、ヨウ化水素と反応する。 |
水素との混合ガスを加熱するとホスフィンを発生する。 | トリメチルアミンと激しく反応する。 |
腐食性等使用上の注意 | 水分の存在で強酸腐食性 | 乾燥状態では安定であるが、水分との反応で塩化水素を発生すると腐食性となる。 | 乾燥状態では安定であるが、水分との反応で塩化水素を発生すると腐食性となる。 | 乾燥状態では安定であるが、水分との反応で塩化水素を発生すると腐食性となる。 | 乾燥状態では安定であるが、水分との反応で塩化水素を発生すると腐食性となる。 | 乾燥状態では安定であるが、水分との反応で塩化水素を発生すると腐食性となる。 |