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4.用語説明

用  語

説                   明

砂処理  鋳物砂の粒度、通気度等を適当に調節すること。古砂から鉄片等の不純物を除去し、ふるいにかけ再生回収する作業等がある。(一般には、混練作業も砂処理に含まれるが、本要領においては、混練作業を別掲している。)
混練  砂に粘結剤、水等を加えて混ぜあわせること。
造型機  鋳型を造る機械で、型込め機と呼ばれる。ジョルト・モールディングマシン、ジョルト・スクイズ・モールディングマシン等のモールディングマシンのほか、サンドスリンガー、コアメーキングマシン等がある。
開放炉  炉の内部と外部がふた等によりしゃ断されていない型の炉をいい、キュポラ、るつぼ炉等がある。
型ばらし装置  鋳造後、鋳型枠から、鋳物及び鋳物砂を抜き出し、砂落しする装置であり、シュイクアウトマシン、ノックアウトマシン、パンチアウトマシン等がある。
仕上げ  鋳物の砂落し、鋳はだの清掃、鋳ばり、湯口等の除去、溶接による補修等により鋳物を仕上げる工程をいい、使用する機器には次のようなものがある。
 鋳物の砂落し、鋳はだの清掃:ショットブラスト、ハイドロブラスト、エアーブラスト、タンブラー
 鋳ばり、湯口等の除去:チッピングハンマー、切断機、グラインダー、溶断機
シェルモールド法  粘結剤にフェノール樹脂を用いた造型法。フェノール樹脂をコーティングした砂を加熱した金型に入れ、樹脂を加熱硬化させて鋳型を作る。