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(別添2)

 情報機器作業に係る労働衛生教育指導員(インストラクター)講習実施要領
1. 目的
  情報機器作業に従事する労働者及びこれらの労働者を直接管理監督する者に対する情報機器作業に係
 る労働衛生教育の講師になろうとするものに対し、情報機器作業に係る労働衛生管理に関する専門的な
 知識を体系的に付与することにより、効果的な教育の実施に資することを目的とする。
  なお、本講習修了者は、情報機器作業教育指導員(インストラクター)と称することとする。
2. 実施機関
  実施機関は、中央労働災害防止協会東京安全衛生教育センター、同大阪安全衛生教育センター等とす
 る。
3. 講習カリキュラム
  講習カリキュラムは、別表「情報機器作業に係る労働衛生教育指導員(インストラクター)講習カリキ
 ュラム」とし、同表の左欄に掲げる科目に応じ、それぞれ、同表中欄に掲げる範囲について同表右欄に
 掲げる時間以上行うものとする。
4. 講師
  本講習の講師は、情報機器作業に係る労働衛生管理に関する学識経験を有する者とする。
5. 定員
  定員は、1回30名以内とする。
6. 修了の証明等
  本講習を実施した機関は、修了者に対してその修了を証する書面を交付する等の方法により、所定の
 講習を修了したことを証明するとともに、講習修了者名簿を作成し、保管するものとする。
 (別表)
情報機器作業に係る労働衛生教育指導員(インストラクター)講習カリキュラム
科目 範囲 時間
インストラクターの役割と心構え
インストラクターの役割と心構え 30分
労働衛生管理の概論 労働衛生の目的、労働衛生管理の進め方、労働衛生教育、関係法令、安全衛生統計 1時間
情報機器作業の現状と問題点 情報機器作業の特徴、情報機器作業の労働衛生対策事例 2時間
作業環境管理 情報機器の種類・特徴・注意点、作業環境(作業空間、ワークステーション、什器、採光・照明、空調など)が作業の効率や健康に及ぼす影響と、その改善 2時間
作業管理 作業計画・方法、作業姿勢、ストレッチ・体操など 2時間
情報機器等及び作業環境の維持管理 情報機器等及び作業環境の維持管理 2時間
情報機器作業の健康への影響 情報機器作業の健康への影響(疲労、視覚への影響、筋骨格系への影響、メンタルヘルスなど) 1時間
健康管理 健康診断とその結果に基づく事後措置、健康相談、職場体操等 2時間
労働衛生教育の方法 教育技法、指導案の作成、教育演技 5時間
                                      (計17時間30分)