別表2 倒壊災害に関する架設計算評価表《後半》 P=本体構造重量 p=架設用機材荷重 U=不均等荷重 I=衝撃荷重 Ho=照査水平荷重 W=風荷重 ○該当して考慮するもの △注記時のみ考慮するもの
区分 |
小 項 目 |
P |
p |
U |
I |
Ho |
W |
その |
計算 |
許容 |
安全 |
評価 |
備考 |
安全対策に関する基本的事項の番号 |
3 架設用機材に係るもの | ||||||||||||||
3.1 クレーン(ケーブルクレーンを除く) | ||||||||||||||
能力 |
(1) 機種、つり能力が架設条件に適合していること。 | ○ |
○ |
4.3.1.1 4.3.2.1 4.3.3.1 4.3.4.1 4.4.1.1 4.4.2.1 |
||||||||||
〃 |
(2) 2台で相づりするときは荷重の偏りを考慮すること。 | ○ |
○ |
考慮している…ランクIII していない…ランクI |
4.4.1.4 | |||||||||
設置場所 |
(3) 設置場所の地耐力又は構造物の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期(移動式は不要) | 4.3.2.3 4.3.2.4 4.3.3.3 4.3.3.4 4.3.4.3 4.4.1.2 |
|||||||
3.2 ケーブルクレーン | ||||||||||||||
能力 |
(1) つり上げ能力及びつりしろが架設条件に適合していること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.3.5.1 | ||||||||
設置場所 |
(2) 鉄塔基部及びアンカーの設置箇所の地質及び地耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.3.5.1 | ||||||||
鉄塔 |
(3) 鉄塔がケーブルエレクション等の鉄塔を兼ねるときは、鉄塔本体、基礎、アンカー等については、つり下げ設備としての要素を考慮すること。 | ○ |
○ |
○ |
△ |
考慮している…ランクIII していない…ランクI △台風期 |
4.3.5.4 | |||||||
3.3 ベント | ||||||||||||||
ベント |
(1) 十分な耐力を有する構造とすること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.7.2 | ||||||
〃 |
(2) 安定を確認すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.7.2 | ||||||
〃 |
(3) 必要に応じ送出し、横取りによる水平力及び曲線桁等の偏荷重を考慮すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
△ |
考慮している…ランクIII していない…ランクI △摩擦力 |
4.3.7.3 | ||||||
基礎 |
(4) 基礎は地耐力を検討しそれに応じた型式で必要な支持力を得るようにすること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.3.7.1 | ||||||||
3.4 鉄 塔 | ||||||||||||||
鉄塔 |
(1) 鉄塔の構造及び耐力が十分であること。 | ○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.8.3 | |||||||
〃 |
(2) 鉄塔がケーブルクレーン鉄塔を兼ねるときは、鉄塔本体、基礎等についてはクレーンとしての要素を考慮すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
考慮している…ランクIII していない…ランクI |
4.3.8.4 | |||||||
基礎 |
(3) 基礎は地耐力を検討しそれに応じた型式で必要な支持力を得ること。 | ○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.8.2 | |||||||
3.5 ケーブルエレクション設備(直づり) | ||||||||||||||
主索、控索 |
(1) 主索は十分な耐力を有すること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.9.7 | ||||||||
〃 |
(2) 控索は十分な耐力を有すること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.9.7 | ||||||||
〃 |
(3) 調整装置は十分な能力を有すること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.9.3 | ||||||||
つり索、つり桁 |
(4) つり索は十分な耐力を有すること。 | ○ |
○ |
○ |
4.3.9.9 | |||||||||
〃 |
(5) つり桁は十分な耐力を有すること。 | ○ |
○ |
○ |
4.3.9.9 | |||||||||
〃 |
(6) 調整装置は十分な能力を有すること。 | ○ |
○ |
○ |
4.3.9.10 | |||||||||
アンカー |
(7) コンクリートアンカー及び橋台又は橋脚をアンカーとして利用するときは、浮上りに対する安定を検討すること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.9.1 | ||||||||
〃 |
(8) コンクリートアンカー及び橋台又は橋脚をアンカーとして利用するときは、転倒及びすべりに対する安定を検討すること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.9.1 | ||||||||
〃 |
(9) 埋込むアンカー金具の耐力及び付着力が十分であること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.9.2 | ||||||||
〃 |
(10) 橋脚にワイヤー等を巻付けて使用するときは、その材料の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.9.3 | ||||||||
〃 |
(11) アースアンカーの場合は地質を検討し十分な耐力を得るようにすること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.9.4 | ||||||||
〃 |
(12) アンカーをケーブルクレーン等他の目的と併用するときは、その荷重を考慮すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
考慮している…ランクIII していない…ランクI |
4.3.9.6 | |||||||
3.6 ケーブルエレクション設備(斜づり) | ||||||||||||||
斜づり索、控索 | (1) 斜づり索は十分な耐力を有すること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.10.7 | ||||||||
〃 |
(2) 控索は十分な耐力を有すること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.1.7 | ||||||||
〃 |
(3) 調整装置は十分な能力を有すること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.10.7 | ||||||||
アンカー |
(4) コンクリートアンカー及び橋台又は橋脚をアンカーとして利用するときは、浮上りに対する安定を検討すること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.10.1 | ||||||||
〃 |
(5) コンクリートアンカー及び橋台又は橋脚をアンカーとして利用するときは、転倒及びすべりに対する安定を検討すること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.10.1 | ||||||||
〃 |
(6) 埋込むアンカー金具の耐力及び付着力が十分であること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.10.2 | ||||||||
〃 |
(7) 橋脚にワイヤー等を巻付けて使用するときは、その材料の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.10.3 | ||||||||
〃 |
(8) アースアンカーの場合は地質を検討し十分な耐力を得るようにすること。 | ○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.3.10.4 | ||||||||
〃 |
(9) アンカーをケーブルクレーン等他の目的と併用するときは、その荷重を考慮すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
考慮している…ランクIII していない…ランクI |
4.3.10.6 | |||||||
3.7 架設桁(軌条桁) | ||||||||||||||
架設桁 |
(1) 架設中の各段階の架設桁における応力及び変形を検討すること。 | ○ |
○ |
△2 |
○ |
△1 |
△1台風期 △2クレーンとして使用する時。 |
4.3.11.2 | ||||||
〃 |
(2) 架設桁の支持点の局部座屈を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
△2 |
○ |
△1 |
△1台風期 △2クレーンとして使用する時。 |
4.3.11.2 | |||||
〃 |
(3) 設置時における継手耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
4.3.11.4 | ||||||||||
〃 |
(4) 架設桁の設置時における架設桁の応力及び変形を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
4.3.11.4 | |||||||||
〃 |
(5) 架設桁の組立ての過程における横倒れ座屈を検討すること。 | l/b{中間部70以下片持部35以下}ランクIII | 4.3.11.5 | |||||||||||
3.8 手延機、連結構 | ||||||||||||||
手延機、連結構 | (1) 架設中の各段階における手延機、連結構の応力及び変形を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
4.3.12.1 | |||||||||
〃 |
(2) 架設中の各段階における支持点(ローラー又は送出し装置)反力による局部座屈を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.3.12.2 | ||||||||
〃 |
(3) 継手耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
4.3.12.3 | |||||||||
〃 |
(4) 組立ての過程における横倒れ座屈の検討をすること。 | l/b{中間部70以下片持部35以下}ランクIII | 4.3.12.4 | |||||||||||
3.9 台 車 | ||||||||||||||
台 車 |
(1) 十分な耐力を有すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.3.13.1 | ||||||||
受梁等 |
(2) 複数の台車で荷重分担に受梁等を使用するときは、構造及び耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.3.13.2 | ||||||||
駆動装置 |
(3) ウインチ等による駆動力、制動力は十分な能力を有すること(自走及び非自走式)。 | ○ |
○ |
○ |
その他の荷重は摩擦 | 4.3.13.3 4.3.13.4 |
||||||||
3.10 ローラー又は送出し装置 | ||||||||||||||
ローラー又は装置 | (1) 十分な耐力を有すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.3.14.1 | ||||||||
駆動装置 |
(2) ウインチ等による駆動力、制動力は十分な能力を有すること。 | ○ |
○ |
○ |
その他の荷重は摩擦 | 4.3.14.4 | ||||||||
3.11 軌条又は軌条桁 | ||||||||||||||
軌条、軌条桁 | (1)
十分な耐力を有すること。 ※軌条桁は「3.7架設桁」を参照のこと。 |
○ |
○ |
○ |
○ |
4.3.15.2 4.3.15.3 4.3.15.4 |
||||||||
3.12 横取り設備 | ||||||||||||||
設備 |
(1) 十分な耐力を有すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.3.16.1 | ||||||||
駆動装置 |
(2) チルホール等による駆動力及びおしみの方法を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
その他の荷重は摩擦 | 4.3.16.2 | ||||||||
3.13 降下設備 | ||||||||||||||
設備 |
(1) 十分な耐力を有すること。 | ○ |
○ |
○ |
4.3.17.1 | |||||||||
〃 |
(2) 能力及びストロークが適当であること。 | ○ |
○ |
○ |
4.3.17.2 | |||||||||
3.14 鋼製枕木 | ||||||||||||||
鋼製枕木 |
(1) 耐力に十分余裕があること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.3.18.1 | ||||||||
〃 |
(2) 偏荷重又は荷重の配分の偏りを考慮すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
考慮している…ランクIII していない…ランクI |
4.3.18.2 | |||||||
その他 |
(3) 設置場所の地盤、構造物等の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.3.18.2 | ||||||||
3.15 台船、曳船 | ||||||||||||||
台船、曳船 |
(1) 十分な能力を有すること。 | ○ |
○ |
4.4.3.2 | ||||||||||
台船 |
(2) 十分な安定性を有すること。 | ○ |
○ |
4.4.3.1 | ||||||||||
〃 |
(3) 載荷点又は支持架台の耐力と補強の要否を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.4.3.3 | ||||||||
3.16 ホイスト等 | ||||||||||||||
ホイスト |
(1) つり上げ能力が目的に対して適合していること。 | ○ |
○ |
○ |
4.4.4.1 | |||||||||
天秤 |
(2) 相づりで荷重分担に天秤を使用するときは構造及び耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.4.4.4 | ||||||||
3.17 ジャッキ | ||||||||||||||
ジャッキ |
(1) 使用目的に能力、ストローク等が適合していること。 | ○ |
○ |
○ |
4.4.5.1 | |||||||||
その他 |
(2) ジャッキ据付け箇所の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
4.4.5.2 | |||||||||
3.18 チェーンブロック、チルホール | ||||||||||||||
チェーンブロック、チルホール | (1) 十分な能力を有すること。 | ○ |
○ |
4.4.6.1 | ||||||||||
3.19 ウインチ | ||||||||||||||
ウインチ |
(1) 想定される荷重に対して直引能力及び速度が適正であること。 | ○ |
○ |
4.4.7.1 | ||||||||||
3.20 ワイヤロープ及び附属品 | ||||||||||||||
ワイヤロープ |
(1) 使用箇所に応じた安全率とすること。 | ○ |
○ |
4.4.8.1 |