別表2 倒壊災害に関する架設計算評価表《前半》 P=本体構造重量 p=架設用機材荷重 U=不均等荷重 I=衝撃荷重 Ho=照査水平荷重 W=風荷重 ○該当して考慮するもの △注記時のみ考慮するもの
区 分 |
小 項 目 |
P |
p |
U |
I |
Ho |
W |
その |
計算 |
許容 |
安全 |
評価 |
備 考 |
安全対策に関する基本的事項の番号 |
1 橋梁型式に係るもの | ||||||||||||||
本体構造 |
(1) I形桁は横倒れ座屈について検討すること。 | l/b{中間部70以下 片持部35以下}ランクIII |
3.1.1.3 4.1.1.2 |
|||||||||||
〃 |
(2) 箱形桁、鋼床版等はつり金具取付部の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
3.2.1.4 | ||||||||
その他 |
(3) 箱形桁、鋼床版等はつり金具の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
3.2.1.4 | ||||||||
本体構造 |
(4) 曲線桁等の場合には、偏荷重を考慮すること。 | ○ |
○ |
考慮している…ランクIII、 していない…ランクI |
3.1.1.2 3.2.1.2 3.3.1.2 |
|||||||||
〃 |
(5) 箱形桁は支持点の局部座屈について検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
3.2.1.3 | ||||||||
〃 |
(6) 架設応力の量又は質が完成系の応力のそれと異なるときは部材の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
3.1.1.1 3.2.1.1 3.3.1.1 |
||||||||
2 架設工法に係るもの | ||||||||||||||
2.1 ベント工法 | ||||||||||||||
本体構造 |
(1) 支持間隔が大きく反力が大きいときは本体部材支持点の応力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
△ |
△部材幅に比べ高い桁 | 4.1.1.2 | |||||||
〃 |
(2)
支持間隔が大きく反力が大きいときは本体部材支持点の局部座屈を検討すること。 〔使用機材〕 クレーン(自走式、ケーブル、その他)、ベント、鋼製枕木、ジャッキ、チェーンブロック、チルホール |
○ |
○ |
○ |
△ |
△部材幅に比べ高い桁 | 4.1.1.2 | |||||||
2.2 ケーブル式直づり工法 | ||||||||||||||
本体構造 |
(1) 横桁をつり桁として利用するときはつり金具取付部の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.1.2.2 | ||||||||
その他 |
(2) 横桁をつり桁として利用するときはつり金具の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.1.2.2 | ||||||||
〃 |
(3)
橋台、橋脚上に鉄塔を建てるときは橋台、橋脚の耐力を検討すること。 〔使用機材〕 クレーン(自走式、ケーブル、その他)、鉄塔、ケーブル直づり設備、ジャッキ、チェーンブロック、チルホール、ウインチ、ワイヤロープ及び附属品 |
○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.1.2.3 | |||||||
2.3 ケーブル式斜づり工法 | ||||||||||||||
本体構造 |
(1) 本体の端柱を斜づり用鉄塔に利用するときは耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.1.3.2 | |||||||
〃 |
(2) 斜づりによる圧縮力に対する本体部材の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.1.3.3 | |||||||
〃 |
(3) 斜づり金具取付部の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.1.3.4 | ||||||||
その他 |
(4) 斜づり金具の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
4.1.3.4 | ||||||||
〃 |
(5)
橋台、橋脚上に鉄塔を建てるときは橋台、橋脚の耐力を検討すること。 〔使用機材〕 クレーン(自走式、ケーブル、その他)、鉄塔、ケーブル斜づり設備、ジャッキ、チェーンブロック、チルホール、ウインチ、ワイヤロープ及び附属品 |
○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.1.3.5 | |||||||
2.4 片持ち式工法 | ||||||||||||||
本体構造 |
(1) 架設中の各段階における桁の応力、変形を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.1.4.3 | |||||||
〃 |
(2) 架設中の各段階における張出し支持点の局部座屈を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.1.4.3 | |||||||
〃 |
(3) 張出時の安定を確認すること。 | ○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.1.4.4 | |||||||
〃 |
(4) トラベラークレーン使用のときは上記(1)〜(3)にクレーン重量、据付位置、使用状体を考慮すること。 | ○ |
○ |
○ |
△ |
考慮している…ランクIII していない…ランクI △台風期 |
4.1.4.5 | |||||||
〃 |
(5) トラベラークレーン使用のときは弦材の格間曲げモーメントに対する耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
4.1.4.6 | ||||||||||
〃 |
(6)
継手に作用する力に対して仮締めボルト、ドリフトピンの数を検討すること。 〔使用機材〕 クレーン(自走式、ケーブル、トラベラー、その他)、軌条又は軌条桁、降下設備、鋼製枕木、ジャッキ、チェーンブロック、チルホール、ウインチ、ワイヤーロープ及び附属品 |
○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.1.4.7 | |||||||
2.5 架設桁工法 | ||||||||||||||
本体構造 |
(1) つり金具又は架設桁と本体構造の固定装置取付部の耐力を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.1.5.2 | |||||
その他 |
(2)
つり金具又は架設桁と本体構造の固定装置の耐力を検討すること。 〔使用機材〕 クレーン(自走式、その他)、架設桁、手延機、連結構、台車、ローラー又は送出し装置、軌条又は軌条桁、鋼製枕木、横取設備、降下設備、ジャッキ、ベント、ウインチ、チェーンブロック、チルホール、ワイヤーロープ及び附属品、ホイスト等 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
△ |
△台風期 | 4.1.5.2 | |||||
2.6 送出し工法 | ||||||||||||||
本体構造 |
(1) 架設中の各段階における本体桁の応力、変形を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
△台風期 | 4.1.6.2 | ||||||||
〃 |
(2) 架設中の各段階における支持点(ローラー又は送出し送置)反力による本体の局部座屈を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
○ |
△台風期 | 4.1.6.3 | |||||||
〃 |
(3)
張出し時の本体の安定を確認すること。 〔使用機材〕クレーン(自走式、その他)、手延機、連結構、台車、ローラー又は送出し装置、軌条又は軌条桁、鋼製枕木、横取設備、降下設備、ジャッキ、ベント、チェーンブロック、チルホール、ウインチ、ワイヤーロープ及び附属品、台船、曳船 |
○ |
○ |
○ |
△台風期 | 4.1.6.4 | ||||||||
2.7 台船工法 | ||||||||||||||
本体構造 |
(1)
支持点及びつり点について本体の耐力及び局部座屈を検討すること。 〔使用機材〕 クレーン(自走式、フローチング、その他)、台船及び曳船、ベント(架台を含む)、台車、ローラー又は送出し装置、軌条又は軌条桁、鋼製枕木、横取設備、降下設備、ジャッキ、チェーンブロック、チルホール、ウインチ、ワイヤーロープ及び附属品、ホイスト等 |
○ |
○ |
○ |
△ |
○ |
△つり点のみ | 4.1.7.2 | ||||||
2.8 大ブロック工法 | ||||||||||||||
本体構造 |
(1) 架設時の本体の応力及び変形を検討すること。 | ○ |
○ |
△ |
△つり点のみ | 4.1.8.2 | ||||||||
〃 |
(2) 継手に作用する力に対して仮締めボルト及びドリフトピンの数を検討すること。 | ○ |
○ |
○ |
4.1.8.4 | |||||||||
その他 |
(3)
つり具及びつり金具の耐力を検討すること。 〔使用機材〕 クレーン(自走式、フローチング、その他)、台船及び曳船、ベント(架台を含む)、鋼製枕木、降下設備、ジャッキ、チェーンブロック、チルホール、ウインチ、ワイヤーロープ及び附属品、ホイスト等 |
○ |
○ |
○ |
○ |
4.1.8.3 |