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6  床版工事に係る基本的事項

基本的事項

評価内容

参考 施工時における留意事項

6.1 工 程 1 準備工事期間、本工事終了後の後片付け期間、休日等を考慮した工程表を作成すること。  
6.2 作業計画 1 橋梁形式、床版構造及びコンクリート打設能力を考慮した作業計画を作成すること。 1 工事施工に関し、必要な手続きを行うこと。
6.3 使用機械設備   1 十分な能力があり、安全装置等が装備されていること。
6.4 足 場 1 型わく支保工の組立て及び解体の時の作業性を考慮した構造であること。
2 型わく支保工の組立て及び解体時の集中荷重を考慮した強度を有すること。
1 組立て及び解体の作業手順を検討すること。
2 架設用足場を転用するときは、型わく支保工の組立て及び解体の時の作業性並びに強度を検討すること。
3 足場の作業床の最大積載荷重をこえて、型わく支保工等の部材を積載しないこと。
4 配筋時及びコンクリート打設時の作業通路を確保すること。
5 足場の組立て等作業主任者を選任し、その者に所定の職務を行わせること。
6.5 型わく支保工 1 主要な部分の鋼材はJIS規格品又はこれらと同等以上の強度を有するものを使用すること。
2 使用する鋼材及び木材は、所要の許容応力を有すること。
3 組立図を作成すること。
1 材料は、著しい損傷、変形又は腐食のないものであること。
2 組立図に基づいて組立てること。
3 型わく支保工の組立て等作業主任者を選任し、その者に所定の職務を行わせること。
6.6 鉄筋の加工、組立て   1 型わく上に鉄筋を集中して置かないこと。
6.7 コンクリート打設 1 コンクリートの打設においては、本体のたわみ量及び1日の打設量を考慮して打設順序を検討すること。 1 型わく支保工に偏荷重が作用するような打設方法は行わないこと。
2 コンクリート打設作業の開始前に型わく支保工を点検すること。
3 コンクリート打設作業中は、型わく支保工の監視人を配置すること。
4 異常が認められたときのコンクリート打設作業中止基準を定めること。
6.8 型わく支保工の解体   1 解体の手順を作成すること。
2 足場等の作業床にその最大積載荷重をこえては解体した型わく支保工等の部材を積載しないこと。
3 コンクリートの強度を考慮した養成期間を置くこと。