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  3.2  箱形桁

基本的事項

評価内容

参考 施工時における留意事項

3.2.1
架設計算
1 架設応力の量又は質が完成系の応力のそれと異なるときは、部材の耐力を検討すること。特に、[1]部材をつり上げたとき、[2]片持ち式工法で、引張部材として計算されている部分の架設応力が圧縮となるとき、[3]連続桁を一径間ごとに架設するとき等に注意すること。
2 曲線桁等の場合には、偏荷重を考慮すること。
3 支持点の局部座屈について検討し、必要に応じて補強措置を講じること。
4 箱形桁、綱床版等は、負担荷重の不均等に留意し、つり金具及びその取付部の耐力を検討すること。
 
3.2.2
安全対策
1 足場の組立てに先行して防網が張れないときは、必要に応じ親網を設置すること。 1 箱形桁のつり設備、つり金具等に不具合、溶接割れ等の欠陥がないことを確認すること。
2 つり上げ時の転倒を防止するため、重心位置を確認してつり上げること。
3 横取り、ジャッキによる打上、降下等桁を動かす作業を行うときは、桁の転落、転倒等を防止する措置を講じること。