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(平成25年7月1日 自主検査指針公示第19号により廃止)

1.9  ワイヤロープ

検査項目

検査方法

判定基準

1.9
ワイヤロープ
(1) ワイヤロープ [1] 仕様及び長さの適否を調べる。
[2] 直径の減少量を調べる。

[3] 素線切れの有無を調べる。


[4] キンク、形くずれ及び腐食の有無を調べる。
[5] 油漏れの発生の有無を調べる。
[1] 指定された仕様及び長さであること。
[2] 減少量は公称径の7%以下であること。
[3] 素線切れの数は、ワイヤロープ一よりの間において素線数の10%以内であること。
[4] キンク、著しい形くずれ又は腐食がないこと。
[5] 油漏れが発生していないこと。
(2) ワイヤロープの端末処理
図
[1] クリップの適否を調べる。
[クリップ止め]
[2] ソケットの装着状態を調べる。
またクリップ併用の場合は、クリップの適否を調べる。
[コッター止め]
[3] ソケットのき裂及び変形の有無を調べる。
[コッター止め]
[4] ピン及びピンの抜け止めの異常の有無を調べる。
[合金詰めソケット止め]
[5] 腐食の有無を調べる。
[合金詰めソケット止め及び圧縮止め]
[1] クリップの方向が正しく、間隔は6d以上であり、締付けが適正であること。
[2] コッターはソケット長さいっぱいに入り、かつ、ロープに締めしろがあること。
ソケットとコッターの接触4d以上であること。
[3] き裂又は変形がないこと。

[4] ピン及びピンの抜け止めに異常がないこと。

[5] 腐食がないこと。
(3) ドラムへの取付け [1] 取付け状態を調べる。


[2] ワイヤロープの捨巻きの長さを調べる。
[1] コッター止め部におけるコッターとワイヤロープとの接触部分の長さ及び締めしろが適正であること。
[2] 捨巻きは2巻き以上であること。