(令和5年3月31日 自主検査指針公示第25号により廃止)
6.1 安全装置
検 査 項 目 |
検 査 方 法 |
判 定 基 準 |
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6.1.1 安全装置 |
(1) 作業範囲規制装置 | [1]
バケット内が無負荷状態で下部の操作装置を操作して作動状態を調べる。 ただし、モーメントリミッターのものにあっては積載荷重の荷をのせて調べる。 [2] 各機器等の損傷の有無を調べる。 [3] 取付け状態の適否を調べる。 |
[1]
正常に作動すること。 [2] 損傷がないこと。 [3] 取付け状態が適正であること。 |
(2) 過積載防止装置 | [1]
作業床に積載荷重を超える荷をのせ、自動停止装置及び警報装置等の作動の適否を調べる。 [2] 各機器等の損傷の有無を調べる。 [3] 取付け自動の適否を調べる。 |
[1]
正常に作動すること。 [2] 損傷がないこと。 [3] 取付け自動が適正であること。 |
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(3) 車体傾斜角警報装置 | [1]
走行姿勢で機械を規定角度に傾斜させ、警報装置等の作動の適否を調べる。 [2] 各機器等の損傷の有無を調べる。 [3] 取付け状態の適否を調べる。 |
[1]
メーカーの指定する規定角度で作動すること。 [2] 損傷がないこと。 [3] 取付け状態が適正であること。 |
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(4) アウトリガーインターロック | [1]
ジャッキを接地しないと作業床の上昇、旋回が行えないことを確認する。 [2] 各機器等の損傷の有無を調べる。 [3] 取付け上昇の適否を調べる。 |
[1]
正常に作動すること。 [2] 損傷がないこと。 [3] 取付け上昇が適正であること。 |
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(5) 緊急停止装置 | 各操作レバーを入れた状態で緊急停止レバー又はボタンを操作して作動が同時に停止すること、さらに緊急停止レバー又はボタンを復帰側に操作して作動が即時に復帰することを確認する。 | 正常に作動すること。 | |
(6) 非常用ポンプ装置 | [1]
エンジンを停止し、始動スイッチを「ON」の状態で、下部及び作業床部において非常用ボタンポンプを押しながら起伏、伸縮及び旋回のレバーを操作して作動状態を調べる。 [2] ポンプ、スイッチなどの取付け状態の適否を調べる。 |
[1]
正常に作動すること。 [2] 取付け状態が適正であること。 |
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(7) 角度計 | [1]
起伏角度の範囲内で起伏操作を行い、作動状態を調べる。 [2] 角度計の損傷及び目盛り等の鮮明度を調べる。 [3] 取付け状態の適否を調べる。 |
[1]
正常に作動すること。 [2] 損傷がなく、目盛り等が鮮明であること。 [3] 取付け状態が適正であること。 |
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(8) アースリール線 | アースリール線の抵抗を調べる。 | メーカーの指定する基準値内であること。 | |
(9)
その他規制装置検出装置等 ・各速度規制 (走行、旋回起伏) ・アウトリガー張出し検出 ・接触警報装置等 |
[1]
各規制装置、検出装置等の作動状態を調べる。 [2] 各機器等の損傷の有無を調べる。 [3] 取付け状態の適否を調べる。 |
[1]
正常に作動すること。 [2] 損傷がないこと。 [3] 取付け状態が適正であること。 |