![]() |
![]() |
4 フロントアタッチメント 4.1 トラス構造ジブ
検 査 項 目 |
検 査 方 法 |
判 定 基 準 |
|
4.1.1 主ジブ及び補助ジブ |
(1) 主 柱 | [1] 主ジブを組み立て、全体の曲りの有無を調べる。 | [1] 全長にわたって、上下又は左右方向に著しい曲りがないこと。 |
[2] 単体ジブごとに全長にわたっての曲りの有無を調べる。 | [2] 単体ジブごとに、全長にわたっての著しい曲りがないこと。 | ||
[3] 局部的なへこみの有無を調べる。 | [3] 単体ジブごとに、著しいへこみがないこと。 | ||
[4] 主ジブ全体を組み立て、全体のねじれの有無を調べる。 | [4] 全長にわたって、著しいねじれがないこと。 | ||
(2) 補 助 桁 | [1] 補助桁の曲りの有無を調べる。 | [1] 補助桁に著しい曲りがないこと。 | |
[2] 局部的なへこみの有無を調べる。 | [2] 補助桁に著しいへこみ又は当て傷がないこと。 | ||
(3) 接 合 部 | [1] 接合部(クレビス)の変形の有無を調べる。 | [1] クレビスに著しい変形がないこと。 | |
[2] ボルト接合面の変形の有無を調べる。 | [2] ボルト接合面に著しい変形がないこと。 | ||
[3] ジョイントピン及びボルトの緩み、摩耗並びに損傷の有無を調べる。 | [3] 緩み、摩耗又は損傷がないこと。 | ||
(4) 溶 接 部 | 溶接部のき裂及び腐食の有無を調べる。 | き裂又は腐食がないこと。 | |
(5) そ の 他 | ジブ全体のき裂及び腐食の有無を調べる。 | き裂又は腐食がないこと。 | |
4.1.2 ![]() ![]() ![]() |
(1) Aフレーム | [1] Aフレーム(ガントリ)のき裂、損傷及び曲りの有無を調べる。 | [1] き裂、損傷又は曲りがないこと。 |
[2] ジョイントピンの取付け状態、摩耗及び損傷の有無を調べる。 | [2] 割りピン等抜け止めが確実にセットされており、緩み、摩耗又は損傷がないこと。 | ||
(2) 補助ジブマスト | [1] 補助ジブマスト(ジブストラット)のき裂、損傷及び曲りの有無を調べる。 | [1] き裂、損傷又は曲りがないこと。 | |
[2] ジョイントピンの取付け状態、摩耗及び損傷の有無を調べる。 | [2] 割りピン等抜止めが確実にセットされており、緩み、摩耗又は損傷がないこと。 | ||
(3) ブライドル | [1] ブライドル(スプレッダ、イコライザ)のき裂及び変形の有無を調べる。 | [1] き裂又は変形がないこと。 | |
[2] シーブ、ベアリング(又はブッシュ)及びピン(又はシャフト)のき裂、摩耗及び損傷の有無並びに給油状態を調べる。 | [2] き裂、摩耗又は損傷がなく、給油が十分で適切に行われていること。 | ||
(4) ペンダントロープ | [1] 圧縮止め及びソケット部の箇所におけるワイヤロープの腐食並びに素線切れ(フィラ線を除く)の有無を調べる。 | [1] 素線切れ又は著しい腐食がないこと。 | |
[2] 接続部及びコッタピンのき裂及び変形の有無を調べる。 | [2] き裂又は変形がないこと。 | ||
[3] 抜止め部の異常の有無を調べる。 | [3] 抜止め部が正常であること。 | ||
(5) 保護金物 | [1] 変形、緩み及び欠損箇所の有無を調べる。 | [1] 機能を損う変形、緩み又は欠損箇所がないこと。 | |
[2] シーブとの間隔が適正がどうかを調べる。 | [2] 間隔は、ワイヤロープ径の1/5以下の寸法であること。 |