安全衛生情報センター
林業における死亡災害発生状況において、令和元年の死亡者数(2月7日速報)は平成30年より2人増加し 33人となっており、また、林業における労働災害発生率は、他産業と比較し高い水準にあることから、な お一層の労働災害防止対策を推進することが強く求められているところである。 厚生労働省では、従前より、労働安全衛生法令に基づく対策の徹底、自主的な安全衛生活動の促進等を 図るとともに、平成31年に改正された労働安全衛生規則に基づき、伐木、かかり木の処理及び造材の作業 による危険等を防止するため、事業者が講ずべき措置等について遵守を徹底することにより、林業におけ る安全対策を推進してきたところである。 今般、第13次労働災害防止計画(平成30年2月28日厚生労働省策定、平成30年3月19日公示)における計 画期間(2018年4月から2023年3月までの5年間)の3年度目である令和2年度における林業の安全対策の推進 に係る留意事項について、別添のとおり定め、別紙1により関係省庁あて、別紙2により関係団体等あて要 請しているので了知するとともに、新型コロナウイルス感染拡大防止に十分に配慮した上で、別添を管内 の都道府県、市町村等の地方公共団体等の関係行政機関、関係団体等に周知し、引き続き、管内における 林業の安全対策の推進を図られたい。