安全衛生情報センター
ノロウイルスによる感染性胃腸炎については、平成18年12月18日付け基安労発1218001号にて通知して いるところである。感染性胃腸炎の患者発生は、例年、12月中旬頃にピークとなる傾向があり、本年も第 42週以降、感染性胃腸炎の定点当たりの届出数に増加傾向が見られている。 この時期に発生する感染性胃腸炎の集団発生例の多くはノロウイルスによるものであると推測されてい る。そのため、事業場において、ノロウイルスによる感染性胃腸炎が発生した場合には、感染した者の糞 便・吐物から他の労働者への二次感染が想定されることから、ノロウイルスに関する基礎知識や感染予防 等についてまとめた「ノロウイルスに関するQ&A」を参考に、糞便・吐物の適切な処理、手洗い等の衛 生管理について、改めて、関係事業者等に対して周知及び指導されたい。 ○「ノロウイルス検出状況」 http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-noro.html ○「ノロウイルスに関するQ&A」 (厚生労働省ホームページ) http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html