安全衛生情報センター
化学物質(純物質)及び化学物質を含有する製剤その他の物(混合物)に係る表示及び文書交付制度の改善 については、平成18年10月20日付け基安化発第1020001号「労働安全衛生法等の一部を改正する法律等の 施行等(化学物質等に係る表示及び文書交付制度の改善関係)に係る留意事項について」(以下「1号通達」 という。)により示しているところであるが、平成22年10月20日付けで日本工業規格Z7250(化学物質等安 全データシート(MSDS))(以下「JISZ7250」という。)及び日本工業規格Z7251(GHSに基づく化学物質等の 表示)(以下「JISZ7251」という。)が改正されたこと等に伴い、下記のとおり改正したので、了知された い。
第1 1号通達の一部改正 別紙の新旧対照表のとおり改正する。 第2 改正の概要 1 化学品の分類および表示に関する世界調和システム(以下「GHS」という。)に従った分類について、日 本工業規格Z7252(GHSに基づく化学物質等の分類方法)(以下「JISZ7252」という。)等を参考にすること。 ただし、GHSでは、物理化学的危険性、健康有害性及び環境有害性の分類に関して記載されているが、JI SZ7252の適用範囲は、健康有害性及び環境有害性の分類だけのため、特に物理化学的危険性については、 事業者向けGHS分類ガイダンス(平成21年度改訂版)を参考にすること。 2 JISZ7250及びJISZ7251が改正されたことに伴い、労働安全衛生法第57条の2に規定する文書交付等によ り通知しなければならない事項について、GHSに従った分類に基づき決定された事項を記載すること。 3 平成22年12月31日までの間はJISZ7250:2000に準拠した記載でも差し支えないが、平成23年1月1日以降 は、JISZ7250:2005又はJISZ7250:2010に準拠した記載を行うこと。 別紙(PDF:37KB) 参考(改正内容反映版)(PDF:148KB)